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『開成調教師』100勝達成!

久しぶりの投稿で、しかも競馬ネタです。

この前の日曜日(11/16)に、福島競馬場で管理馬バトルブリンディスが優勝し、矢作芳人調教師はJRA通算100勝を達成しました。これは現役調教師で168人目になり、デビューから3年8か月12日での達成は、森秀行調教師を抜いて現役最速の100勝達成となるそうです。

つい最近、『開成調教師 安馬を激走に導く厩舎マネジメント 』という著書を出されましたが、まさに良いタイミングで、区切りの勝利となりましたね。この勢いで、マイルチャンピオンシップのスーパーホーネットも”激走”するかも!ってとこでしょうか。

『開成調教師』は私も読みましたが、この本を読むまでは矢作調教師といえば『調教師になるまで13回も試験に落っこちた人』って程度の印象しかありませんでした(それも合格した当初だけでこの本を読むまで忘れていた)。

POGをやってるので、開業してから着実に勝ち鞍を伸ばしているのは知っていましたが、管理馬の血統が渋い(笑)のでなかなか手を出すまでは行かなかったですね。今年の2歳馬はその手腕が認められてずいぶん高そうな馬も増えてるようですが、ブラックタキシード産駒やスターリングローズ産駒など”安馬”も混じっているようです。

で、その『厩舎マネジメント術』ですが、詳細は本を読んでもらうとして概略だけ紹介すると、

・いかにして入る分(賞金)を多く、出る分(経費)を少なくするか。

・そのためには手間を惜しまないし、無駄なところは徹底的に合理化。

・従業員(助手や厩務員)のモチベーションが下がらぬよう気を配る。

等、普通の企業なら当たり前にやっているようなことなんですよ。

(3つ目はウチの会社も含めてやっていないところもありますけどね…)

私なんか、競馬社会というととても閉鎖的な印象を持ちますが、当たり前のことをやってこれだけ短期間に成果を挙げるのですからねぇ。(もちろん運などもあるのでしょうけど)いかに他の厩舎が、こういうやって当然みたいなことすら出来ていないってことなのかなぁと思ってしまいました。

乗馬の世界も同じ『ウマ社会』ということなのか、時々”これヘンだよな…”ってこともあります。

競技会に行くと未だに見かけるのが、準備馬場でお客さん(乗り手)を罵倒する指導員。もう、どっちが偉いんだか…って見ていて非常に不愉快ですね。特にジュニアの育成に力を入れている乗馬クラブの指導員に多い気がします。そういう人に限って、乗るとダメだったりして。もう、お前こそ帰れ!って感じですよ。

また、個人オーナーの小規模なクラブだと、そこのご子息が競技会に出るときなんか、もう他の会員さんほったらかしで入れ込んじゃったりするらしいですから、もう本末転倒というか公私混同というか、無茶苦茶ですよね。

あと、これは10年以上前の話なんですが、私がクラブに勧められて障害鞍を買ったときのことです。ク○インで推奨するメーカー(B社)のものは、カタログも現品見本もなく、商品が届くまでどんなデザインなのかすら確認できなかった。しかも、毎年デザインや色が微妙に変わるので、同じメーカーの鞍を持ってる人のを見ても、同じのが来るとは限らない。また、他のカタログに載っているモデルを注文しようとすると、「いや、こっちの方がいいから。」とB社をしつこく勧めてくる。こういうことが当然のようにまかり通っていました。

当時、自馬を預けていたので、あまり断ってクラブに悪い印象を与えても…と思い、最後には言われるとおりにしましたが、一般常識では考えられないですし、何十万もする買い物なのに…と当時はやりきれない思いでいました。

そういう思いをした人は他のクレ○ン系列のクラブに所属する人にも少なくなかったようで、当時のパソコン通信の書き込みでも『ク○インは鞍売りクラブ』なんて揶揄されてましたね。

今でこそカタログや見本があったり、たまに試乗会みたいなのをやったりしているようですが、今でも「えっ、もう鞍買っちゃったの?」って人をちらほら見かけるので、本質はあまり変わっていないのかもしれません。

このところ、ずっと不景気が続いていますが、そうなると削減の対象になりやすいのが、趣味・娯楽といった”ぜいたく品”だと思います。あまり世間の感覚からズレたことを続けていると、そのうちそっぽを向かれてしまうような気がしてなりません。

『ウマ社会の常識、世間の非常識』ではなく、いかに”普通の感覚”に近づけて運営できるか、まぁ、これは厩舎や乗馬クラブに限らず、どの産業でも言えることなんだと思います。

これは、会社の同僚で、世界的に有名な某自動車メーカーとお仕事する機会があった人に聞いた話ですが、その会社の人は、打ち合わせの席で普通に社内用語を連発するらしいんです。

普通は社内でしか通用しない言葉っていうのは、社外の人と打ち合わせする時には使わないのが常識だと思うんですが、もう「ウチで使ってるんだから、オタクらも知っててよね。」って感覚なんでしょう。こちらは材料を”使っていただく”立場なので、どうしても下手に出てしまいますが、それでも”ちょっと違うだろ”と思いますよね。『驕る平家は久しからず』じゃないけど、こういうところは今は良くてもあと3,4年なんだろうなって思ってしまいます…

Centered Riding』じゃないけど、馬だって乗り手がズレてれば、気持ちよく動いてくれないですからね。 脚がつりそうになるくらい扶助出したとしても、鞍の上で動きまくってれば、馬にとっては不快なだけだし、馬はかえって動きたくなくなってしまいますよね。

人同士だって同じことで、”どれだけ伝えたか”ではなくて、”どれだけ伝わったか”が重要なんであって、自分の周りでは『あたりまえ』のことでも、伝える相手によっては『全くありえない!』こともあると思います。

『あたりまえ』ってあいまいで難しいですけど、自分のCenterを認識して、どこに合わせるのかを意識することは、馬に乗るときだけではないんだなぁと最近特に感じるのです。

追記:う~ん、結局何が言いたかったんだろ?やっぱり夜中に書くものじゃないのかも…競馬ネタがいつの間にか脱線してしまってるし。

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